1級眼鏡作製技能士在籍

医療用フィルターレンズ(遮光レンズ)

医療用フィルターレンズとは

医療用フィルターレンズとは特殊なカラーレンズで、まぶしさの元となる眼球内で散乱してしまう青色の短波長光をカットし、まぶしさの防止はもちろんコントラストを高めて文字や物の輪郭をはっきりさせる効果もある、眼疾患がある方やまぶしさに敏感な方にお勧めなレンズです。



人の眼で見ることが出来る光を可視光線といいます。
その中の380nm~500nmの短い波長の光は強いエネルギー量で、かつ眼の中で散乱しまぶしさの原因となります。医療用フィルターレンズはその青色の短波長光を抑えて網膜や角膜を保護し、またコントラストを向上させてくっきり見せる効果のあるレンズです。

医療用フィルターレンズを装用することで眼の中に入ってくる光の中で特に眩しく感じる短波長光(400~435nm)を約60%カットすることで眩しさを和らげることができます。

医療用フィルターレンズの主な効果は、
〇シャープに見える…青色光カットで入射光の焦点距離(青緑系)が小さくなることにより
〇チラつき感の減少…短波長光は散乱されやすくチラつきの原因になります
〇コントラストの向上…チラつき、にじみを抑えて明暗差をはっきりさせます
〇夜間運転の眩しさ軽減…車のヘッドライトの眩しさの元となる青色光をカットします
などがあります。


 
ただのサングラスとは見た目は同じでも機能は全く違います。サングラスは単に暗くするだけで網膜を保護する機能は少なく、コントラストも下がりますが医療用フィルターレンズは眼に悪影響を及ぼす波長はカットし、見るために必要な波長は通すので明るくくっきり見えます。
レンズカラーも豊富で、ブラウン系、グリーン系やその他含めて約70色ご用意しております。

白内障術前、術後用レンズ
としても

医療用フィルターレンズは白内障の手術される前の方、手術をされた方にも非常に有用なレンズです。
白内障になった方、手術をされた方は眩しさを強く感じる方が多くなります。

術前 

水晶体が濁ってくることにより透過する光が乱れて眩しく感じます。

術後 

濁っていた水晶体が人工レンズ(IOL)に交換されることで明るくはなりますが透過する光量が増加して眩しく感じます。

         

鼻当て加工やってます。

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